パンダとペンギンアップデートの違い!Google対策の基本まとめ

パンダアップデートとペンギンアップデートの違いを解説します。

どうも、ヨッシーです。

SEOの順位って、Googleのアップデートによって日々変動しています。今まで1位だったのが突然5位に下がったり、または圏外へと飛んでしまったり。

Googleの検索エンジンで歴史的なアップデートというものが、パンダアップデートとペンギンアップデートというものです。

「どんな内容なの?」

「パンダとペンギンアップデートの違いって?」

など、色々と疑問に思っているあなたのために、今回は詳しくご紹介していきたいと思います。

SEO対策するうえでも重要になってきますので、是非ご参考ください。

 

パンダアップデートとは?

パンダアップデートについて説明しています。

以前は、ブログを書いても内容など気にせずに、どんどんサイトにアップしてもGoogleはSEO的に評価してくれてました。低品質な内容の文章でさえも上位表示されていたという時代があったぐらいです。

しかし、ユーザーが検索して低品質なコンテンツが上位にあると、Googleとしてのイメージも悪くなり、検索する人さえもいなくなってしまいますよね?

ということで、日本では2012年7月に低品質なコンテンツが上位表示されないようにパンダアップデートを行いました。

現在でもアップデートは繰り返されており、低品質なコンテンツは順位が下がり、良質なコンテンツは上位表示されやすくなっています。あくまでも品質重視の時代がきたのです。

2016年1月のパンダアップデートでは、これまで手動で行っていたGoogleのアルゴイズムの更新作業が、自動的に行われるようになったと発表されています。

自動的に更新されるようになり、大きく影響するもの以外は、Googleによるパンダアップデートの告知がなくなってしまいました。

ちなみに、パンダアップデートという名前の由来は、エンジニアのBiswanath Panda(ビスワナス・パンダ)氏のパンダからです。彼が中心になって対策したので、カワイイ名前になっています~(笑)

それ以外にも、パンダアップデートもペンギンアップデートも「白黒はっきりさせる」という意味合いもあるみたいです。

パンダアップデートで低評価になりやすい特徴

パンダアップデートで低評価になりSEO的に順位が下がってしまう特徴について、詳しくご紹介します。

1.記事の品質

誰かの書いた記事をコピペしたり、内容事態が薄い情報などは低評価になってしまいます。記事の品質自体が悪いと、滞在時間も短くなるのでSEO的に順位は上がらない傾向です。

ちなみに、他のサイトを参考にしてリライトする場合は、最低でも10サイト以上のブログ記事を読んで知識を深めた上で自分で考えて書きましょう。

他のサイトを参考にすると、どうしてもコピペ率が高くなってしまいがちなので、無料のコピペチェックツールCopyContentDetector40%未満を目指してください。

2.重複コンテンツ(カニバリゼーション)

ブログさえ書けばSEO的にも順位が上がりそうと思っているあなた、注意してください。何も設計無しでブログを量産してしまうと、同じような内容のブログが複数できてしまう可能性があります。

そうなってしまうと、重複コンテンツになりGoogleから低評価を受けてしまいます。同じような記事が増えると記事同士がカニバリゼーション(共食い)してしまい、せっかく内容の良いブログを書いても順位が上がりません。

カニバリゼーションになった場合、記事を1つにまとめるか、重複しているブログを消すという方法で改善できます。ただしメンテナンス作業に時間が掛り大変になるので、できるだけ設計図を作ってブログを書くことをおススメします。

3.キーワードの詰め込みすぎ

ブログ記事で狙ったキーワードで上位表示させるために、あえてキーワードを詰め込みすぎる人もいます。昔であれば、それでも上位表示できましたが、今では逆効果です。

キーワードを詰め込みすぎると低評価になるので注意しましょう。

ちなみにキーワードを詰め込むことを意識しすぎると、変な文章になってしまいがちです。ですので、キーワード出現率を意識するのではなく、共起語といわれる関連性のある語句を文章中に入れ込みましょう。

※共起語とは、例えば「塾」なら「勉強」「学習」「教室」「個別」「受験」「テスト」「授業」といったものです。

共起語検索で簡単に調べることができます。

4.情報が古い

ブログ記事をアップしたときは、最新の情報でも時間が経過すれば間違った情報になっていたりします。

例えば、お店の閉店時間が昔と今では異なっていたり。このように情報が古いとSEO的にも低評価になり順位も下がってしまう原因にもなります。

情報が新しく変わった場合は、修正し常に最新の情報にしておくことを意識してください。

ペンギンアップデートとは?

ペンギンアップデートについて解説しています。

ペンギンアップでーとは、2012年4月にGoogleが行ったアルゴリズム・アップデートです。

アップデートが行われる前は、サイトに被リンクさえ送ればSEO的に評価され上位表示される傾向がありました。そのため2012年以前は、自作自演でリンクを送るといった、ブラックハットSEOが流行。

しかし、ペンギンアップデートが実施されてからは、Googleの品質ガイドラインに違反するような低品質な被リンクを厳しく対処しました。その結果、低品質なリンクを受けているサイトは順位を下げられることに。

現在は、検索ユーザーにとって有益な情報を上位表示させるようになっています。ブラックなSEO対策ができない、あくまでも品質重視の時代になっています。

  • ブラックハットSEO
    検索順位を上げるために自作自演で被リンクを送るなどグレーで悪質な方法。
  • ホワイトハットSEO
    Googleのガイドラインに沿った正しいSEO。ユーザーに有益な情報を伝えるための正攻法。

ペンギンアップデートで低評価になりやすい特徴

ペンギンアップデートで低評価になりやすいサイトの特徴についてご紹介していきます。

低品質なリンク

ブラックハットな方法でSEO的に上位表示させるために作った低品質なサイトからのリンク。大量のリンクや隠しリンクなども低評価になり検索順位を落とされる傾向があります。

パンダアップデートとペンギンアップデートの違いとは?

ペンギンアップデートとパンダアップデートの違いを解説しています。

Googleの歴史の中でも強烈なインパクトを与えたアップデートがパンダアップデートとペンギンアップデートです。上記で説明しましたが、パンダとペンギンアップデートの違いをご紹介します。

「パンダアップデート」がブログ記事の品質に関するアルゴリズムに対して、「ペンギンアップデート」はリンクに関するアルゴリズム。

  • パンダアップデートSEO
    低品質なブログ記事を低評価にする
  • ペンギンアップデートSEO
    低品質なリンクを低評価にする

 

検索ユーザーにとって有益ではない情報が検索上位にあるとユーザーにとってもGoogleにとっても不利益になります。ですので、パンダアップデートとペンギンアップデートによって、低品質な情報が上位に表示されないように改善されました。

検索ユーザーにとって有益な情報をいかにだすかという正攻法こそが、SEO対策の秘訣になります。

パンダアップデートとペンギンアップデートに悩まないコンテンツ作り

パンダアップデートとペンギンアップデートに恐れていては、ブログを書くこともできないはずです。なので、どのようなコンテンツ作りをすれば、SEO的にも順位を上げることができるのか?詳しく解説します。

1.独自性のあるコンテンツ作り

狙っているキーワードを検索し、1ページ目に入っている10サイトの中身を網羅してまとめる。それ以外にも、ライバルが書いていない悩みを「ヤフー知恵袋」などで検索してコンテンツを増やす。Googleのサジェストで顕在ニーズ、関連キーワードからは潜在ニーズを洗い出す。また、自分自身の知っている知識も書くことによって、ライバルサイトにはない独自性のコンテンツを作ることができます。

ユーザーが悩みを検索したときに、他のサイトを調べなくても、あなたのサイトだけで完結できるようなコンテンツ作りが重要です。ユーザーにとって有益な情報を提供することによって、Googleからも評価され上位表示できるようになるでしょう。

2.サイト設計に時間をかける

何も考えずに、ただ記事を量産してしまうとコンテンツが重複したりカニバリケーションを起こして上位に表示されなくなったりと色々と問題がでてきます。ですので、記事を書く前に時間が掛かるかもしれませんが、サイト設計をしてください。

設計図をもとに、ユーザーの調べたい検索意図はどんな事なのか?1記事1記事を丁寧に書くことによって、ユーザーからもGoogleからも評価されます。

3.ユーザーが調べたいコンテンツを作る

せっかく頑張って書いた記事でも、ユーザーが検索してくれなければアクセスがきません。アクセスがこないと記事だと、低評価になってしまいます。

検索ユーザーが求めているコンテンツを調べ、アクセスがくるような記事を書くことでグーグルとしても評価してくれるでしょう。

では、ユーザーが求めているコンテンツとは?「ヤフー知恵袋」でユーザーの悩み、ツイッターなどの情報からユーザーの調べたいコンテンツを見つけることができます。

4.コンテンツのチューニング作業

せっかく頑張って書いた記事も時間が経過してしまうと情報が古くなってしまいます。古い情報はパンダアップデートで低評価になる可能性もあるので対策がひつようです。

どのような対策なのか?古い情報を修正し更新するチューニング作業になります。

面倒な作業ですが、SEO的には記事をどんどん追加するよりも、修正して更新する作業の方が上位表示されやすい。ですので、定期的にチェックするようにしましょう。

まとめ

パンダアップデートとペンギンアップデートの違いや、低評価になりやすい特徴、アップデートに悩まないコンテンツの作り方など理解して頂けたはずです。

コツコツとユーザーのニーズに合ったコンテンツ作りが上位表示の近道になります。Googleのアップデートに怯えないコンテンツ作りを頑張りましょう。

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