ロングテールキーワードとは?SEOに最適なキーワードの探し方4つ紹介

アフィリエイトやアドセンスで稼ぎたい、または自社のサイトのアクセスを増やして集客したいと思ったら。
絶対に必要な事は「キーワード選定」です。
キーワードの選び方を自分なりに適当にやっているうちは、いつまでたってもアクセスがこない稼げないサイトになってしまいます。
むやみやたらとブログ記事を量産しても時間の無駄なのであきらめましょう。
今回は、アフィリエイトやアドセンスで稼ぎたい、集客したいと本気で考えているネット初心者のために「キーワード選定」のやり方をご紹介します。
それは、SEOを考えるうえで重要な「ロングテールキーワード」についてです。ぜひ、ご参考ください。
目次
ロングテールキーワードとは?
ロングテールキーワードとは?いったい何?と思っている、あなたの為に解説していきますね。
あなたが知りたい情報ををインターネットで検索するときに、明確な複数の単語を入力してしらべるはずです。
3語以上のキーワードで知りたい情報を検索する場合、ロングテールキーワードと呼びます。
検索するときの考え方
スマートフォンやパソコンで知りたい情報を検索するときは、GoogleかYahooで調べるはずです。
例えば、あなたが1ヵ月の給料が安すぎて悩んでいるとしましょう。
「今の給料以上に稼ぎたい!」と思うはずです。
ただ、単純に稼ぎたいと思っているだけなら
「稼ぐ方法」
と入力してGoogleやYahooで検索。
「稼ぐ方法」と検索した結果は、
1位:手っ取り早く稼ぐ方法15選【安全にお金を稼げる方法だけを厳選‼︎】
2位:今すぐお金を稼ぎたいアナタに!ゲーム&やアプリで誰でもカンタンにお金が稼げる方法50選!
3位:「ネットでお金を稼ぐ方法」33種類を全部まとめてみた
という記事がでてきます。
でも、自分が知りたい情報が無いということもありますよね?
例えば、
・スマホ1台でも稼ぐことができるの?
・家にいながらネットでも稼げる方法ってあるの?
・月に3万でもいいから副業で稼ぐ方法ってあるの?
・転売してネットで稼ぐ方法ってどうしたらいいの?
と、疑問に思うこともあるはずです。
このような場合には、
・「ネット 初心者 稼ぐ方法」
・「スマホ 稼ぐ方法」
・「家にいながら稼ぐ方法」
・「月3万円 副業 稼ぐ方法」
・「転売 ネット 稼ぐ方法」
といったキーワードを選び検索したりしませんか?
「稼ぐ方法」という1語で検索するよりも「ネット 初心者 稼ぐ方法」といったような3語キーワードで検索する方が明らかに自分が探したい情報を知ることができるのです。
このように、検索結果がより明確で具体的なキーワードの事をロングテールキーワードと呼びます。
検索者がどのようなキーワードで調べるのかを予測すれば、ロングテールキーワードによってSEO的にも上位表示させることができるのです。
ロングテールキーワードを極めることは、SEO的にもメリットになります。
ビッグキーワード、ミドルキーワード、スモールキーワードの違いは重要
ロングテールキーワードと同じような類似語があります。それは、「ビッグキーワード」「ミドルキーワード」「スモールキーワード」というものです。違いについて、ご紹介しますね。
ビッグキーワード
ビッグキーワードとは、検索ボリュームの大きな1語キーワード(Googleキーワードプランナーで月間1万回以上の検索)です。
例えば、「化粧品」「スマホ」「iPhone」「副業」などの1語キーワード。
1語キーワードだけで上位表示ができた場合、アクセスが多くきますが、ライバルも多いので上位表示は難易度がかなり高いです。
上位表示が難しいビッグキーワードの上位には、大手が運営しているサイトが占めている場合が多いという特徴があります。
ミドルキーワード
ミドルキーワードとは、ビッグキーワードとスモールキーワードの中間に位置するキーワードのことです。
Googleキーワードプランナーで月間千回~1万回程度、検索されるキーワード。
スモールキーワード
スモールキーワードとは、検索ボリュームが少ないキーワード(月間50~1000未満の検索)です。
例えば、「月3万円 副業 稼ぐ方法」「化粧品 通販 安い なぜ」といった3~4語キーワード。
ライバルが弱いのでSEO的にも上位表示を狙いやすいキーワードになります。ただし、検索ボリュームも少ないのでアクセスも少ないというデメリットも。
分かりやすいように以下にまとめました。
カテゴリー | キーワード例 | 検索ボリューム |
ビッグキーワード | 副業 | 月間1万回以上 |
ミドルキーワード | 副業 アルバイト | 月間千回~1万回程度 |
スモールキーワード | 月3万 副業 稼ぐ方法 | 月間50~1000未満 |
ロングテールキーワードはSEO的にメリット
ロングテールキーワードには、SEO的にもメリットがあります。ご紹介してきますね。
競合(ライバル)が少ないので上位表示されやすい
ロングテールキーワードは、実際に検索する人が3語キーワードなどで調べます。たとえば、「ネット 初心者 稼ぐ方法」といった3語キーワード。
同じキーワードを狙っている競合(ライバル)の数が少ないので、検索者のニーズに応えることができる記事を書けば、SEO的にも比較的に上位表示されやすいのが特徴です。
検索者に有益なコンテンツ作成ができる
ビッグキーワードは、検索者が何を求めて調べているのか?ということが非常に幅広く分かりにくいキーワードになります。
例えば、「英語」といった1語のビッグキーワードは色々な検索結果がでてくるので分かりずらいですよね?
しかし、ロングテールキーワードは、「英語 発音 練習法」といった3語キーワードになると、検索者の意図が明確になります。
ロングテールキーワードは、検索者が何を求めて調べているのかが明確になるので、検索者にとって有益なコンテンツ作成しやすいと言えるでしょう。
成約(コンバージョン)に繋がる
上記で解説しましたが、ロングテールキーワードは、検索する人が調べたい事が明確です。
英語の発音練習法を調べたい人は「英語」とは検索しません。具体的に「英語 発音 練習法」といった3語キーワードで検索します。
目的が明確なので、「英語 発音 練習法」で調べて、発音に関するDVDや本などがあった場合、購入(コンバージョン)に繋がる可能性が上がります。
ロングテールキーワードのデメリット
ロングテールキーワードにも、もちろんデメリットがあります。どんなデメリットなのか?ご紹介しましょう。
検索ボリュームが少ない
ロングテールキーワードは、検索者の目的が明確な3語キーワードなどで調べるため、検索ボリュームが少ないというデメリットがあります。
狙っている3語キーワードで1位になれたとしても、月に0~100程度しかアクセスがこないという事もよくあることです。
検索ボリュームを調査しないといけない
自分の想像だけでロングテールキーワードを選んでしまうと、1位に表示されたとしても全くアクセスがこない事も。
そのような事が起こらないように、前もってGoogleキーワードプランナーで検索ボリュームを調べる必要があります。
重複コンテンツになる可能性もある
「化粧品 安い 通販」について記事を書いて、次に「化粧品 安い 店」という記事を書いたとしましょう。
2つとも同じような内容で、コンテンツが重複してしまいます。
記事数が多くなればなるほどコンテンツが重複しGoogleからのペナルティをうけることも。ペナルティをうけてしまうと、内容が良くても上位表示されなくなったりというデメリットあります。
このような事が起こらないようにするためにも、ロングテールキーワードで記事を書く場合、前もってどのように作りこむのか設計が必要となります。
ロングテールキーワードの探し方!便利な4つのツール紹介
では、ロングテールキーワードの探し方についてご紹介していきます。
1.キーワードツール:ツール編
例えば、「副業」というキーワードで考えてみることにします。
そのときに、必要となるツールが「キーワードツール」です。
では、早速「キーワードツール」に「副業」と入力してみましょう。
上記のように、Googleの箇所と日本語に選択し矢印の箇所をクックしてください。
そうすると、実際に「副業」で検索している人の2語~3語キーワードデーターを一気に取得することができます。
取得したデーターを全てコピーするときは、右下の「Copy/Export all」をクリックして、「Copy to clipbord」を押してください。
※「キーワードツール」の方が数が多く取得できるのでおススメですが、それ以外にも「関連キーワード取得ツール」「goodkeyword」でキーワードを取得することができます。
関連キーワード取得ツール(仮名・β版)
goodkeyword
キーワードツールを使うことによって、素早くロングテールキーワードを探すことができるので、使いこなせるようにしましょう。
2.キーワードプランナー:ツール編
次は、Googleの「キーワードプランナー」です。Googleのアカウントがあれば無料で利用することができます。
まずは、キーワードプランナーの「検索のボリュームと予測のデーターを確認する」矢印のところをクリックしてください。
先ほど、「キーワードツール」で「副業」と入力し「Copy to clipbord」したものを張り付け「開始する」をクリック。
「過去の指標」をクリックします。
「月間平均検索ボリューム」をクリック。
矢印のところをクリック。
次に「プランの過去の指標」をクリック。キーワード一覧がダウンロードすることができます。
ちなみに、「月間平均検索ボリューム」の数字が大きいとライバルが多く記事を書いても上位表示されるのが難しいです。ですので、初心者のうちは「月間平均検索ボリューム」が1000未満(50~1000程度)のキーワードがおススメです。
今回は、月間平均ボリュームが590の「副業 月3万」に絞り込んで見ていきましょう。
3.Googleサジェスト
先ほど「副業 月3万」という2語キーワードをGoogleの検索エンジンで入力してみます。そうすると、「副業 月3万」と一緒に検索されやすいキーワードが検索されます。
- 副業 月3万円
- 副業 月3万 税金
- 副業 月3万 スマホ
- 副業 月3万 確定申告
- 副業 月3万 バレる
これを「サジェストキーワード」といいます。
「サジェストキーワード」は、ちなみに検索ユーザーの「顕在ニーズ」になります。
4.関連キーワードと虫眼鏡:ツール編
次にGoogleの「関連キーワード」とYahoo!「虫眼鏡」についてです。
先ほど「副業 月3万」という2語キーワードをGoogleの検索エンジンで入力してみます。
一番下に表示されるのが「関連キーワード」です。
Yahooの検索エンジンで一番下に表示されるのが「虫眼鏡」になります。どちらも、「副業 月3万」というキーワードでよく表示されるものが表示されます。
- 副業 月3万 スマホ
- 月3万 副業 主婦
- 副業 月3万 バレる
- 副業 月3万 確定申告
- 投資 月3万稼ぐ
- 月3万 副業 ばれない
- 毎月3万稼ぐ方法
タイトルには「副業 月3万」というキーワードを使い、文章の中で使うH2やH3タグの部分に「サジェストキーワード」と「関連キーワード」に表示されたキーワードを使うと、検索ユーザーにとって有益な情報を提供することができるので覚えておきましょう。
ちなみに「関連キーワード」は検索ユーザーの「潜在ニーズ」です。上手く使うことによってSEO的にも評価され上位表示されやすくなります。
「顕在ニーズ」である「サジェストキーワード」と「潜在ニーズ」である「関連キーワード」を使って文章を書くことが重要です。ロングテールキーワードの探し方は、意外と簡単に見つけることが分かったと思います。
リサーチ方法
検索者がどんな悩みをもっているのか?
調べる方法があります。
・教えて!goo
・発言小町
上記のような「Q&A」を調べることのできる媒体を使うことです。
「Yahoo!知恵袋」で「副業 月3万」と調べると、下記のよう「副業について聞きたいのですが、月3万円程度くらいで自宅でできる副業ってあるでしょうか?」という質問を実際にしている人がいます。
矢印の「318」というのは、318人の人が閲覧したということです。閲覧数が多ければ、同じように悩んでいる人が多くいるという意味になります。
この悩みについて丁寧に回答している人の記事を参考にし、文章にいれることで検索者のニーズに応えることのできるコンテンツになるはずです。
設計図の作り方
では、「副業 月3万」でタイトルと中見出しを作っていきます。
ユーザーがどのような事を考えているのか?ユーザー目線というのが重要となってきます。
※性別、年齢、職業など具体的に書くとターゲットを絞りやすいです。
・その人は何に悩んだり困ったりしているのか?
「副業 月3万」というキーワードで検索する人を明確にするためにペルソナ設定しましょう。
・年齢:32歳
・職業:介護職
・家族構成4人家族:自分、妻、小学生3年の娘1人、3歳児
・趣味:スマホゲーム
・マンションを購入したばかりで30年ローンがある
・悩み:給料が安く上がらないことに悩んでいる。子供(娘)の塾費用ぐらいは副業で稼ぎたい。
給料が安く上がらないのに、マンションを購入してしまい、毎月のローン返済に追われているイメージですよね。
子供の塾費用のためにも副業として月に3万円程欲しいということを想像してください。
上記の「サジェストキーワード」で「副業 月3万 スマホ」というキーワードがあったので、タイトルはこれを使ってみたいと思います。
文章中の中見出しは「サジェストキーワード」と「関連キーワード」を使って考えていきましょう。
そうすると、このようになりました。
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いきなり、いきあたりばったりでブログを書くのではなく、ロングテールキーワードを決めてから、前もって設計図を作る事が重要です。
まとめ
ただ単純に思いついた事をブログに書いてしまっても、全くアクセスのこないサイトになってしまいます。アクセスがくるようにロングテールキーワードを考えてください。
ロングテールキーワードを考えるうえで、
①キーワードツール
⓶Googleキーワードプランナー
③サジャストキーワード
④関連キーワード・虫眼鏡
⑤Yahoo!知恵袋
この5つは重要になってきます。
これらをマスターすれば、Googleのアップデートにも怯えない最強のコンテンツが作れるはずです。