検索キーワードボリュームの調べ方13選!無料と有料ツールで簡単調査
ブログ記事を頑張って書いて上位表示できたとしても誰も読んでくれなければ努力の無駄になります。アクセスがある(多くの人が読んでくれる)記事にするためには、検索ボリュームのチェックが必要です。
今回は、記事を書く前に絶対に必要な検索キーワードボリュームの調べ方についてご紹介します。
目次
検索キーワードのボリュームを調べる理由とは?
色々な方がYahooやGoogleで調べたいキーワードで検索します。検索した回数が検索ボリュームです。
ちなみに、記事を書く前に検索ボリュームを調べる理由は、ライバルが強いか弱いかを把握することができる!ということです。
検索キーワードのボリュームが多い場合は、検索ユーザーの多くが検索している関心の高いキーワード。逆に検索ボリュームが少ない場合は、関心の低いキーワードということです。
検索ボリュームの多いキーワードは、SEOの難易度が高く上位表示が難しいので、頑張って記事を書いてもアクセスが全くこない可能性があります。それに対して、検索ボリュームが少ないキーワードは、アクセスも少なくなりますが、SEOの難易度が低いので、コンテンツが良ければ上位表示できる可能性が高いということです。
検索ボリューム | アクセス数 | SEO難易度 |
多い(1000以上~) | 上位表示:多い | 上位表示:難しい |
少ない(50~1000) | 上位表示:少ない | 上位表示:簡単 |
サイトを立ち上げたばかりの場合、ドメインパワーも弱いので、記事を書く場合は検索ボリュームの少ないキーワードを狙っていきましょう。
検索ボリュームを調べる!無料ツール
検索ボリュームを調べる無料ツールをご紹介します。ツールによっては100%正確に検索ボリュームを調べることはできません。しかし、大まかなキーワードボリュームを知る事ができるだけでもコンテンツを作るときに効率よく作業でき役立ちます。是非、ご参考ください。
1.Googleキーワードプランナー
Googleのアカウントがあれば無料で使える便利なツールが「キーワードプランナー」です。
Googleにお金を払って広告掲載すると、より詳細な検索ボリュームを調べることができますが、広告を出さなくても大まかなボリュームであれば無料でも十分に調べることができます。詳細な検索ボリュームを知りたい場合は、月に数百円程度の広告費を支払いすれば使えます。
使い方は、「キーワードプランナーに移動」をクリックしてください。
「新しいキーワードを見つける」「検索のボリュームと予測のデータを確認する」の2つから選択できます。どちらも検索ボリュームを調べることができますが、違いについて説明しますね。
【新しいキーワードを見つける】
自分の知りたいキーワードを入力すると、そのキーワードに関連するキーワードまでも調べることができます。そのため自分の考えているキーワード以上に新しいキーワードを探すことができ便利です。
【検索のボリュームと予測のデータを確認する】
調べたいキーワードが複数ある場合に、同時に調べることができます。
おススメの使い方としては、「キーワードツール」「goodkeyword」「関連キーワード取得ツール」この3つのいずれかでキーワードを検索した後に「検索のボリュームと予測のデータを確認する」にキーワードを入れると、一気に検索ボリュームを調査することができるので便利です。
その場合、「過去の指標」を選択して調べないと表示されないので気を付けてください。
2.Ubersuggest
Googleキーワードプランナーの代わりに使いやすいツールとして人気なのが「Ubersuggest」です。
「Ubersuggest」の魅力は、検索ボリュームを調べれることだけだではありません。ライバルサイトのどのURLにアクセスがきているのか?どのキーワードでアクセスがきているのか?なども詳細に調べることができます。
無料版は、ある程度の制限はありますが、十分に活用することができるので魅力的です。
2.Googleサーチコンソール
自分で立ち上げたワードプレスなどのサイトに無料で設置できるのが「Googleサーチコンソール」です。実際にどれぐらいのアクセスがあるかを知る事はできません。しかし、自分の作ったサイトに、どらぐらいの人が閲覧しているのか?どんなキーワードで閲覧されているのか?といった、検索ボリュームを知る事ができます。
今後、自分のサイトをどのように運営していくのか?アクセスがきていないページをリライトしたり、色々と役立つツールです。「Googleサーチコンソール」は無料ですので、絶対に入れておきたい重要なツールになります。
3.Googleトレンド
「Googleトレンド」で、自分の知りたいキーワードを入力すると季節ごとの需要を無料で調べることができます。1年中調べられるキーワードなのか?季節ごとにアクセスがくるトレンドキーワードなのか?を判断できるので便利。
Googleトレンドを使って「副業」と検索
例として、「副業」と入力して調べてみましょう。
「副業」で検索し「過去12か月間」に設定すると「副業」というキーワードは、1年中調べられているということが分かるはずです。
検索キーワードのボリュームの詳細な数字は調べえることができませんが、需要があるキーワードなのか?を判断することができます。
上記の赤枠部分をクリックすると、
・過去1時間
・過去4時間
・過去1日
・過去7日間
・過去30日間
・過去90日間
・過去12か月間
・過去5年間
・期間を指定
といったように、かなり細かく指定することができるのも魅力です。
検索したいキーワードを入れてみてグラフが表示されない場合は、そもそも需要がないキーワードなので使うのをやめましょう。
ちなみに、花見、梅雨、花火、クリスマスなどのトレンドキーワードを調べ、グラフのピークから3ヵ月前にブログ記事を仕込んでおくと一気にアクセスを稼ぐことができます。アドセンスで稼ぎたいと思っている人にもGoogleトレンドは、おススメの無料ツールです。
4.aramakijake
「aramakijake」に、自分の調べたいキーワードを入力すると1位~50位まで、どのぐらい月間アクセス数があるのかを予測してくれます。
GoogleとYahooの月間アクセス数を予想してくれるので、自分のサイトがどの順位にくると、どれぐらいのアクセスがあるのか調査できるのは便利ですね。
順位以外にも、関連語も同時にチェックすることができ、出てきた関連語をクリックするとそのキーワードの検索ボリュームも調べることができます。
無料ツールとはいえ、データーをCSVでダウンロードすることもできるので、エクセルなどでサイト設計すると、ライバルサイトと差をつけることができるはずです。
aramakijakeで「検索ボリューム」と検索
例として、aramakijakeに「検索ボリューム」というキーワードを入力して調べてみます。
「検索ボリューム」というキーワードで調べると、1位になるとグーグルでは月間335アクセスというのが分かりますね。
また、関連語を見てみると
・検索ボリューム 推移
・検索ボリュームとは
・検索ボリューム google
・検索ボリューム 調べ方
といった、「検索ボリューム」というキーワードを調べている人が検索する2語キーワードも同時に調べることができます。
5.Yahoo!キーワードアドバイスツール
Yahooの広告を使えば「Yahoo!キーワードアドバイスツール」を使えます。PPC広告を出稿するときに、1日どれぐらいのインプレッションがあるのかを調べることができるツールなので、ある程度の検索ボリュームをチェックすることが可能です。
・キーワード
・推定CPC
・推定検索順位
・推定クリック率
・推定インプレッション数(日)
・推定クリック数(日)
・推定コスト(日)
この7項目を調べることができます。推定CPCを参考にしながらライバルチェックができるのが便利です。ニッチなお宝キーワードを発見できたり、思いがけない収穫もあるはず。
Yahoo!キーワードアドバイスツールで「副業」と検索
Yahoo!キーワードアドバイスツールに「副業」と入力して検索してみました。推定コストが高ければ、ライバルが多いということが分かるので、ライバルチェックするときの目安にもなります。
推定CPCと推定コストを見ながら、ライバルが少ない穴場キーワードを見つけましょう。
検索ボリュームを調べる!有料ツール
検索ボリュームを調べる有料ツールをご紹介します。有料ツールだけあって、色々と役立つはずです。
1.KeywordTool
私が個人的にも1番使っている検索ボリュームを調べるツールが「KeywordTool」です。取得できるキーワードの量が多いというのがメリット。
キーワード取得だけは無料で使えるので、私自身は「KeywordTool」で取得したキーワードを「Googleキーワードプランナー」に入れて検索ボリュームを調べるやり方をしています。
有料版を使えば、具体的な検索ボリュームを調べることができるので、お金に余裕がある方は、使ってみてください。
KeywordToolで「副業」と検索
例として、KeywordToolに「副業」と検索してみましょう。無料プランで使っているので、副業というキーワードの関連語だけが取得できました。
取得できたキーワードはCSVでダウンロードもできるので便利です。
2.Ahrefs(エイチレフス)
有料ツールですが、自分のサイトのアクセス数や被リンク数なども調べれるだけではなく、ライバルサイトも調べることができるのが「Ahrefs(エイチレフス)」です。
Googleキーワードプランナーのようにキッチリとした検索ボリュームは調べることはできませんが、ライバルサイトがどのようなキーワードでアクセスがきているのか?がすぐに調査できるのは、かなりのメリットです。
私自身、有料ですが一番安いプランを使っています。一度使うと手放せない優れたツールです。
3.tami-co(たみこ)
私も使っている有料のツールが「tami-co(たみこ)」になります。変な名前だな~と思うでしょう(笑)でも、使うと欠かせないツールになります。
コンテンツマーケティングやオウンドメディア構築、Shinobiライティングを運営している「CROCO株式会社」が開発したツールです。
「tami-co」を使って調べたいキーワードを検索すると、月間検索ボリューム以外にも、顕在ニーズ、潜在ニーズ、関連キーワードまでも調べることができます。
ただし、金額が高いのが欠点です。定額制ではなく、チケット制になります。
5枚(5回検索できる) | 3000円(税抜) |
20枚(20回検索できる) | 10000円(税抜) |
100枚(100回検索できる) | 40000円(税抜) |
1回の検索に400円~600円の費用が掛かるので、なかなか高いですね~。ちなみにチケットの有効期限は180日。年に何回か販売価格よりも安く購入できるキャンペーンもあるので、それを狙って買うのをおススメしています。
値段が高いですが、自分で調べると30分~1時間かかってしまう作業も「tami-co」なら数分で調査できるのがメリットです。
まとめ
アクセスのくる記事を書く上で、検索ボリュームを調べる事は欠かせません。上記で解説したツールを使ってみて、自分に合うツールを見つけてください。
キーワード選定できるようになると、効率よくアクセスのくるサイトを作ることができるようになります。コツコツ頑張ってください。